美容と健康に植物湯!
5月5日の端午の節句の時に菖蒲の根や葉をお湯に入れて浸かったり、 冬至の日にゆず湯に入る風習はとても有名ですね。 こうした植物湯というのは、 植物に含まれる精油が肌をコーティングするので保湿効果があり、 香りが良いですから癒し効果を味わうことが出来ます。 また、血行の促進なども期待できそうです。 ただ、植物性アレルギーの人は肌にしみたり、かぶれることもあるようですから、 そのような場合は避けた方がいいですね。
これらの風習はかなり古いようです。 昔の人たちの知恵ですね。 ちょうど現代のアロマセラピーのような感覚で植物湯による癒しを満喫していたのではないでしょうか?
ちなみにアロマセラピーとは、 アロマ(芳香)と セラピー(治療) を合わせた造語ですね。
代表的なものをあげておきます。 機会を見つけて試してみてはいかがでしょうか。
【梅】 若葉を刻んだものをお湯に入れます。 抗菌作用により、たむし、水虫などに効果があるようです。 花びらを浮かべて楽しんでもオシャレでいいですね。
【桜、桃の花】 これはとても風流で贅沢ですね。 花びらを浮かべて楽しみますが、 香りもよく、何よりとても美しいので見ているだけでも癒されます。 葉を入れてもよく、アセモ肌などに効きます。
【薔薇】 花びらをお湯に浮かべて楽しみます。 これも香りがとてもいいですね。 花びらの変色を防ぐため湯はぬるめがいいようです。
【菖蒲(初夏)】 よく洗って、根、葉ともにお湯に入れます。 冷え性、皮膚病、ねんざ、神経痛、疲労回復などに効きます。
【どくだみ(初夏)】 全草を乾燥させ、煮出して、その煮出し汁をお湯に入れます。 全草を生のまま入れてもいいようです。 にきびや吹き出物に効きます。
【いちじく】 葉をお湯に入れますが、生のままでも、干して乾燥させたものでもOKです。 神経痛、リウマチ、痔などに効きます。
【桃の葉】 細かく刻んだ生の葉を布袋などに入れて、お湯の中に入れます。 皮膚のただれ、湿疹、あせもなどにいいです。
【菊】 花びらをそのまま湯に浮かべ、葉は布袋などに入れてお湯に入れます。 非常に強い抗菌作用があるので、切り傷や擦り傷などの治りを早めます。
【みかん】 干したみかんの皮を布袋などに入れて、沸かす前から水に入れておきます。 毛細血管を刺激し血行促進の効果があります。
【ゆず】 実を輪切りにしてお湯に浮かべるか、布袋などに入れてお湯に浮かべます。 血行を促進し、ヒビ、あかぎれ、腰痛、神経痛などに効きます。 香りでとても癒されます。
【レモン】 ゆずと同じように、実を輪切りにしてお湯に浮かべます。 美肌効果が期待できます。
【大根】 10日ほど干した大根の葉をそのままお湯に入れるか、煮出した汁をお湯に入れます。 冷え性や肩こりに効きます。
【よもぎ】 よく洗ったものを生のままでもいいし、干したものをお湯に入れてもOKです。 神経痛、腰痛、冷え性や風邪の引き始めによく効きます。